小物なりにあがく

One Line a Day

[Original, ja] 今回こんかい獲物えもの小物こものですが、小物は小物なりに、ころされる直前ちょくぜんになるときゅうにあがいたりしますからね。

ハリソン山中、『地面師たち』エピソード1

[en] Our target may be just some small fry, but small fries have their ways, making unexpected last-ditch efforts when they’re about to be killed. – Netflix dubbing adapter: Dawn Anderson

[zh-CN] 我们wǒ・men这次的zhè cì de目标mù biāo只是zhǐ shì一些yī xiē小人物xiǎo rén wùdàn小人物huìzài他们tā・menquèjiāngbèishā的时候de shí・hou才去cái qù孤注一掷gū zhù yī zhì行动xíng dòng。- Netflix字幕翻译: Zeo Niu

Note

Netflixで『地面師たち』を一気見してから、英語吹き替えを見始めたまま途中辞めだったのだが、ようやくエピソード1を見終わった。筆者は現在まさに小物なりにあがいている真っ最中。中国語の翻訳は字幕だから仕方ないかも知れないが、「小物は小物なりに」のニュアンスがないような気もする‥「会」より「也会」はどうだろう。「孤注一掷」の成語は勉強になった。同名の中国映画もあるみたいで、この英題は“No More Bets”。「もう後がない」「もうこれ以上賭け(犯罪?)はさせない」って感じだよね。last-ditch effortsと比べると面白いね。しかし吹き替えは声優さんも素晴らしいのか、声も合ってるし、唇の動きを見ていても本当に本人が英語を話しているかのようだった。こんな翻訳をしてみたい!

ショート動画でアンケートに答えてもらえたら(モバイルアプリのみ)嬉しいです🌻

⚠️Note⚠️

本編では、”One Line a Day” の各投稿紹介に入る前に、「ことばを歌う」という多言語活動(動画内キャプションは誤植)をしている説明を入れて、紹介中は「はい、歌いまーす」と言ったり、(♪〇〇語を歌っています‥)というキャプションを入れたりしています。 本来「ことばを歌う」というのは、「耳から聞こえた音をそのまま口に出す」ことによってその言語の持つメロディやリズムを自然習得するというものですが、今回行っている中では、音源が無い言語についてはただ文章を読み上げるという、いわば歌詞をみて自分で音やリズムをつけて歌っているものがあります。 これは、ひまちゃんが既に母国語として習得している日本語と、その他にある程度習得している言語、且つ、いずれも文字を読めるようになっている言語だから出来ることです。 耳の聞こえない人が文字を覚えて言語を習得する要素や、文字が読めるようになった子どもが音読して母国語を習得する要素かな、と個人的に仮定しています。しかし、音読による言語習得は、もっともっともっとも〜〜〜〜っと耳からの習得をした後で行うのが本来の自然習得の順番です。ただ、「多言語になればなるほど、言語習得が早く(速く)なる」という、多言語活動の要素は取り入れられていると思います。

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